さて、16期Aチームのその後は厳しい戦いを繰り広げている・・
11/20、四条畷大会に挑むが勝ちたい気持ちが空回りして序盤からミスを連発し敗退する。
翌日11/21、いよいよ阿倍野大会の準々決勝を迎える。この試合は監督不在で武田コーチが采配する事になる。相手は都島ライガーズさんで夏の大阪労金杯の2回戦であたり敗退している。どうしてもリベンジを果たしたい相手であるが、この試合も前日の試合のように序盤にミスを連発しリードされる。しかし最終回に執念の粘りを見せて見事2点差を逆転し勝利する。最後まであきらめず戦ったことが逆転のミラクルを生んだと思う。
その2日後11/23の準決勝戦はあべのベアーズさんとの対戦となる。
勝てない相手ではない、しかし最後まで流れをつかめずに惜しくも敗退してしまう。

いつの時も試合前に監督自身気持ちを整理して試合の運び方を確認する。先制点へのこだわり、流れをつかむ、細かく丁寧な攻守と大胆な攻め、力勝負とかわす勝負、最後の気持ちの引き締め等、毎回いい結果につながるわけではないが、少なくとも相手の力をできるだけ抑え、河南の子供達の力を最大に出させる事に努力する・・
今回の敗退も子供達と共に監督も反省する・・

12/5、第3ブロックの第36回オールスター大会の初戦が行われた。
この大会は第3ブロックの9つの各支部(河内長野支部、美原支部、富田林支部、河南太子支部、羽曳野支部、藤井寺支部、松原支部、八尾支部、柏原支部)が選抜チームを編成し支部対抗で戦う大会である。
昨年はコロナにより開催されなかったが河南太子連盟は前回の第35回大会の準優勝チームである(優勝は松原支部)。
今回も何とかして最後の決勝戦まで進む事が出来ないものかと思っていた。
しかし実際には河南太子は河南少年の単独チームで強豪相手に戦わなければならない。
相手のパワーとスピードは間違いなく上で、勝利する事は至難の業である。
今回の初戦は富田林支部さん。間違いなく強い・・
ところが初回裏に1点先制した。富田林支部の1回、2回の攻撃を3人で抑え流れをつかみ勢いに乗っていく・・
2回裏、1アウト後7番レンジが2塁打を放つと、カイのヒットで1点、ハルが連続ヒット、リュウガも続き満塁としてキイチのヒットで1点、続くトモノリが3塁打を放ち3点追加、ここで替わったピッチャーからタイチがホームランで2点、7連打で計7点追加しで2回を終わり8-0とリードする。
勝利が頭にちらつくが当初から4点くらいは取られることは計算していた。
だが現実はそうあまくない、富田林支部の猛追をうけることになる。3回に2点を返され、4回には先頭死球からヒット4本を固められ4失点、8対6と2点差と詰め寄られる。
6回表、これを守れば勝ちだが・・先頭に死球、8番9番を連続三振に取るが、1番君にレフトへポテンで1点返され1点差となる。2番に四球でその後2-3塁となり1打逆転の絶体絶命のピンチを迎えるが、3番君を打ち取りゲームセット。
勝つには勝ったが、富田林支部の子供達の粘りには脱帽するしかない。本当に素晴らしい攻撃であった。
2回8-0のコールド勝ち、そして3回以降7-0のコールド負け。
何という試合なのか・・とにかく河南が前に進む事になった・・
富田林支部の子供達の分まで次の試合を頑張らなければならないな。

今週の土曜日はいよいよ東住吉大会の準々決勝だ。そして日曜日にはオールスター大会の準決勝と決勝が行われる。

残された大会はあと4大会、悔いのない試合をしてほしいと思う。
頑張れ16期Aチームの子達よ!

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